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2015年7月31日 (金)

北海道を訪ねて

金沢市での研修に続いて7月27日から3日間、私が所属する都市消防委員会で、
北海道の函館市と札幌市へ防災計画や街並み保存、都心整備について学ぶ
行政視察に行ってきました。

函館は長崎、神戸、横浜とともに幕末(1859 年)にいちはやく開港された異国
情緒あふれる港街で、独特の街並みが都市景観形成地域に指定されています。


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一階が和式、二階が洋式の珍しい「和洋折衷」町家。


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明治40年代の赤レンガ倉庫を店舗に改装した建物です。


ちなみにわが西区の町並み保存地域は、四間道(しけみち)と中小田井の旧岩倉
街道沿い商家です。

人気観光地の函館ですが、過疎指定地域になっていることにはおどろきました。
人口が毎年7 千人も減少し、高齢化が深刻です。防災も高齢者の避難が大きな
課題で、出前防災講座も積極的に行われていますが、取り組みは未だまだこれ
からとのことでした。


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函館市の津波マップ。青から黄にかけ7mまでの浸水予想


一方、若い家族を市内に迎えようと、ヤングカップル支援が行われています。
月額最高1 万6 千円、最長16 年間という、名古屋市民にはなんとも羨ましい
家賃補助がありますが、交付対象は40 件足らずで、人口減少に歯止めを
かけるためには、要件を緩和してでも応募を増やしたいとのことでした。

来年は新幹線が函館に開通する予定ですが、まちの雰囲気は冷めている
という声も。今も人口が札幌市に偏っていて、2030年代に新幹線が札幌まで
開通すれば、都心一極集中の加速が懸念されるからでしょう。

札幌の都心整備も、すすきのにかけての地下空間を再開発し、人の流れを
拡大する狙いです。


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都心コンコースには、「止まり木」的ベンチやテーブルの設置が
goodですが、、、


名古屋駅のリニア関連再開発も同様ですが、地下空間を広げることには災害
時の不安があります。
帰宅困難者などリスクを最大限回避するためには、一極に人を集中させる
都市計画やまちづくりの発想そのものを問題にすべきではと、北の果てまで
来てあらためて考えさせられました。

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