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2015年10月15日 (木)

2014年度の決算審査「住宅都市」~一般会計決算の反対討論

住宅都市局関係の決算審査では、同じ委員会担当の江上博之議員が中心
に質問を行いました。

「大型公共事業に税金投入の糸目なし?!」

昨年は、名古屋駅周辺整備を中心に、大型公共事業への新たな税金投入
の道が開かれた年でした。
リニア開通をみすえた名古屋駅の大改造には1億1500万円、市職員を80人
削減しながら、リニア用地取得のためのまちづくり公社派遣は20人以上です。
ささしまライブ24地区整備の概算は130億円以上にまで膨れあがりました。

また、金城ふ頭に建設予定の5000台の巨大立体駐車場は、駐車場をもた
ないレゴランドや複合商業施設のために、市が「作ってあげる」もの。
これは調査段階ながら、概算は190億円を超えています。

その他、納屋橋、改修中の御園座などの都市再生計画では、民間の超高層
マンション建設に、30億~40億円もの補助金支出の準備をしました。

SLにこだわった交通まちづくりプランでは、大井川鉄道のレンタルが白紙に
なったものの、調査費用をいたずらに費やしたことは反省すべきと、民主党
の委員からも指摘がありました。

不要不急のうえ、市民からの要望でもない大型公共事業の数かずに、多額
の税金投入が準備された点を江上議員は厳しく追及し、膨らみ続ける予算
を強く批判しました。


「大企業に手厚く、市民には負担増?!」

昨年は、市営住宅の駐車場料金が見直され、3年連続値上げの最初の年。
最高額は月当たり3500円と、大幅な負担増です。理由は近隣の相場に合わ
せる、というものですが、低所得者が多く住む市営住宅に、その理屈を持ち
こむなど論外と反対してきました。
私は質問のなかで、昨年は消費税が8%に上がり暮らしは一層厳しくなった、
この値上げは市民の苦しい生活に追い打ちだ、市営住宅の福祉の意義を再
認識すべき、と強調しました。


この間、決算審議で議論されたことは、どれをとっても都心の巨大開発、大型
事業ばかりで予算もケタ違いです。本来の課題である「市民のすまい」が中心
ではなく、「庶民感覚」からかけ離れた議論に心が痛みました。

大企業に手厚く、庶民に冷たい市政を今こそ改めるべきです!

 

そして9月議会の最終日、市議団を代表して山口清明議員が、2014年度決算
の反対討論に立ちました。反対理由は次の3点をかかげました。


①増税など国の悪政に輪をかけて市民負担を増やしたこと

②市民税5%減税を継続し、その財源づくりとして「行革」の名で市民負担増と
福祉の民営化をすすめたこと

③リニアを起爆剤とする名古屋駅周辺開発や名古屋城天守閣の木造復元など
新たな大型事業に税金を注ぎ込む、ムダ遣いへの道を開いたこと


討論の締めくくりとして、山口議員はこう訴えました。

「最後にみなさん!この年は希望も見えました。
それは市民の運動と議会の論戦で、事業仕分けの結果をはね返し、敬老パス
の値上げを許さなかったことです。保育料に続き、敬老パスの値上げを止めた
市民の力こそ市政を動かす原動力です。市民と共に、税金のムダ使いをなくし、
市民の願いを実現する決意を申しあげ、討論を終わります。」


生活する人の目線に立って、市民のみなさんとちからを合わせ、くらし本位の
市政実現のために全力をあげる決意を新たにしました。


 

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