« 高浜原発動かすな!関電前の抗議アクションで | トップページ | 2016年の始まりです »

2015年12月29日 (火)

年末年始越冬支援の現場を訪ねて

今日は、港区の旧「船見寮」に開設されている無料宿泊施設を訪問しました。
12月29日から1月4日まで、越冬支援の必要な方たちのために毎年名古屋
市が年末年始を職員の泊まり込み体制で支えています。

入所を受けつけるのは、持ち合わせが25000円未満の単身男性に限り、女
性やその家族は、中村区周辺で市が借り上げた宿泊所に案内されます。
昨年は89人が入所され、現在は74人が利用されているとのことですが、見学
の間に、臨時バスが到着して入所希望の方たちが案内されていました。


Img_5405
旧「船見寮」は60年前当時、港湾労働者向けの寮でした


受付でまず、ハブラシや石けん、タオル等の日用品のセットが支給され、夕方
には温かい食事が用意されます。14時から21時までのお風呂は大変喜ばれ
ているそうです。
入所者全員が「結核検診」を受け、昨年の患者はゼロでした。希望者には、歯
の治療等の相談を受けることが出来ますが、市議団では、越冬支援の拡充と
して「歯科検診」も受けられるようにと健康福祉局に要望しています。


Img_5404
6人向けの部屋に布団が用意されています


案内してくださった保護課の職員は、年始以降も、必要な方に生活保護申請の
援助を、そして入所者の約6割が精神疾患や知的障害を抱えているという実態
をふまえて、人権といのちを守る立場で、自立支援にしっかり取り組みたい、と
話しておられました。


Img_5401
柴田市議、藤井市議、すやま初美参議員候補と聞き取り


夕方は、名城東小公園の越冬支援活動の会場を訪ねました。
今年で41回目を迎えるこの活動は、市民ボランティアのグループに支えられ、
炊き出しや、生活・健康相談、散髪や生活品の提供、野宿者の安否確認など、
毎年12月28日から1月4日まで取り組まれています。
昨年に続き、支援者から寄せて頂いた野菜や衣服、カイロなどを届けました。

初日の利用者は70~80人だったそうですが、今年は暖冬でカイロや毛布等
は要望が少ないとのこと。
会場で気になったのは、街灯がほとんどなく周辺が大変暗かったことで、聞け
ば、公衆トイレにも電灯がないのに驚きました。年末年始の臨時会場とはいえ、
必要最低限のもの。市に現場の状況を伝えようと思います。

越冬支援活動のしおりは、
「今年、国会が安全保障関連法を強行に可決してしまった事から、いつかこの
活動も簡単に踏みにじられはしないかと恐れていますが、そんな事はさせませ
ん!この時期だからこそ「一人の死者も出さない」「仲間の命は仲間で守る!」
をスローガンに団結していきたい」
と呼びかけています。

安保法のもとで、軍事費が過去最高の5兆円規模になるなか、生活保護受給
者の越冬支援費が削減されるなど、弱者の切り捨てが続いています。

憲法に保障された「最低限のくらしを営む権利」が守られ、誰もが暖かい新年
を迎えられるように
、、、市会議員として来年への抱負を新たにしました。


Dscf5604






« 高浜原発動かすな!関電前の抗議アクションで | トップページ | 2016年の始まりです »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2044544/63213655

この記事へのトラックバック一覧です: 年末年始越冬支援の現場を訪ねて:

« 高浜原発動かすな!関電前の抗議アクションで | トップページ | 2016年の始まりです »